カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

亀シリーズ その2 「すっぽんの効用」

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

さて、亀シリーズ第2弾。


今冬、初めて『すっぽん』なるものを食べたのである。

場所は、中華街。
飲茶の店、『菜香』にて。

こちらのお店は、壷入りの薬膳スープをお勧め品としている。
先日行った際も、お勧めの菜譜に乗っていた。

3~4人前で2000円、ナツメや高麗人参その他いろいろ入って
この値段は、お得な気がする一品である。

その薬膳スープの『すっぽん』バージョンが、冬のもっとも寒い頃
期間限定で呈される。

値段は、2500円くらいだったか・・(うろ覚え)。
すっぽん、そのくらいで食べられれば、安いんじゃね?てな感覚で。

もとの仕事で、取引先の人と一緒に。(以後、R氏と呼ぶことにする。男性。)

その人は、寺に信者さんから「まむし」「ハブ」「サソリ」等の焼酎漬けが入ると
呼ばれて引き取りに来る専門?の人だった(笑)。
いや、ちゃんと仕事上で取引のある人でしたが、強壮系(ゲテモノ)専門ってことで。

渡した後、効果はどうだったかと電話で聞くのですが(われわれ職員はみな返事を楽しみにしていた)
ほぼ毎回
「職場皆で分けたらおちょこ一杯分にしかならなくて不明・・」
という回答であった。

さすがに一人で全部飲む、という勇気はなかったらしい・・。

というか、そんなハデなもん持っていたら(だいたい一升ビン)、
同僚から「どうしたの」ってもの言いが入ることは当然でしょうし・・。
(その人の職場は寺から近く、呼び出す時はいつも勤務中だったので。)


で、いざ当日。

しばし待つうち、ツボごと蒸されて
ぼこぼこと沸騰するブツが目の前に。

なんか、魔女が煮込んだと言わんばかりの
あやしげな食材がいろいろ投入されておる。

特に『すっぽん』は、
「ぐわっ、こんなにキモチワルイの!?」
てなくらい、グロテスクであった。

2500円にしては、期待したよりずっとたくさん入っていた。
ノドのざらざら加減や足のツメ、口などもそのままだった。

母親が高麗人参を食べた際、鼻血がかなり出たという話を聞いていたので
あまり強いものを食べるとそうなるかと警戒していた(笑)。

ので、私はスープ茶碗に一杯だけもらい、すっぽんも2、3カケだけ入れて
残りはみなその人に任せた。

が、それが正解だった。


『すっぽん』はブタ肉のようで、特に珍奇な味ではなかった。
だから意外と食べやすかった。

また、スープには蓮の実なども入り、少し白くにごっていて
上品な味だった。

体がすごく温まった。

他にチャーハンや五目やきそばなども取り、
やはりここの薬膳スープは絶品だと満足して店を後にした。

この日はすごく寒かったが、通りに出てもちっとも寒くない。
さすがすっぽんと2人して喜んでいた。


この店はメインストリートから少し入った横道にあり、
少し遠回りしてメインストリートに入ったころ。

脈が、速いような気がした。すこし、息が苦しいのである。

「あれ、変だな。ちょっと苦しいかも。…
でもま、気のせいだよねー。」
「だって、あれだけでしょ?」
とか、笑っていた。

R氏には、特にこれといって変化はなかった。

だが私だけは、なんとなく、千鳥足のようになってきたのである。
酒を飲んだときのように、足元がおぼつかない。

気のせいか、ろれつも回らない。

それに、中華街の迷路をあっちこっちまわるうち、目も回ってきたのである。
「こりゃー、老酒でもいっぱい入ってたかな。」

しかし、山下公園を通り赤レンガも越えるうち、どうも気のせいでないという気がしてくる。
心臓が、バクバクして苦しいのだ。

これは、明らかに普段と違う。

しかし、あれっぽっちで??という
疑問も残る。
トリのカラアゲ一個くらいの分量である。

さらにその先のワールドポーターズまでくると、
手足の先までぱつぱつになって脈をうっていた。
なんとなく、末端の血管が開いている感じ。
酒を飲んだ感じとは、明らかに異なる。

フグを食って毒に当たると、末端の血管が開くので
土に埋めろといわれるらしいが、自分も埋めてほしい感じなのである。

「なんか、これは気のせいじゃないっすよ」
と言って隣りを見ると、R氏の様子もビミョーにヘンなのである。

「これは・・やばいかもしれない」

と言ったきり、黙った(笑)。

黙るなー!!!! なんか喋れーー!!!!!と
さらに弱い者をたたく音が一帯に響き渡ったのは言うまでもない(笑)。

R氏は私より、効果が出るのに多少時間がかかったようだ。

その後別れてR氏も自宅に戻ったが、
朝までスタンディング(爆)、明け方には鼻血まで出てきたと言う。

やはり、末端の血管を広げるから、こういう現象が出るのでしょうか??


いや~、『すっぽん』って、ホントに元気が出るんですね。

くわばら、くわばら・・(笑)

(写真は、この店で先日食べた料理である。
ちょい遠方から客人が見えたので、アラカルトで。
上から、.シューナッツと鶏肉炒めに、青菜炒め。
▲ニ肉入りフカヒレスープ
アサリ炒め
ぅ┘咼ョーザ 私はこの世でこれが2番目に好き。
ジ世錣困斑里譴晋淕椒船磧璽魯
Ψ椶稜瀑蓜宗璽垢け これはさっぱりとローストされた鶏に梅ソースがかかっているのだが、梅ジャムとアンズを混ぜたような駄菓子味。ちょっと珍味ですが、旨かったです。
円卓まわしちゃったのは何年振りだろう・・(遠い目)
なおお金はすべてスポンサーが払いました・笑。)