カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

妬みとSNS・その1

ウサギの介護が始まった時点で

 

SNSは開店休業状態にしてしまった。

 

 

理由はいろいろあるが

一番の理由は、疲れたから(笑)

 

 

人の気配を感じていたくない。

 

自分の感情も人の感情も煩わしい。

 

そして感じたことだが、

顔写真を出すことで、いい気も悪い気も集めやすくなる気がする。

 

 

子供の写真を出すことはもちろん、

自分の顔を載せるのも気にそぐわなかったので、あえて控えていたが

 

ウサギの写真は出してしまっていた。

 

出したからといって特に人間の場合は

それほど大きい影響が来るとも思えないが

 

動物には大きく来るかもしれない。

 

 

可愛いから出したくなるのも人情だが

可愛いからこそ、やめておいたほうがいいかもしれない。

人のせい、というわけでもないが

 

どんな人間でもいい感情ばかりとは限らない。

 

 

同様に街で赤い服を着ることも

人の思惑を集めやすい。

元気ならばいい気を受け取ることができるが

弱っている時は悪い気に中てられやすい気がする。

 

 

似たような意味から、大望については人に話さないほうがいいというが

その通りだと思う。

 

 

自分の属するグループで

望みを実現させるためのカレンダーを作るというワークショップがあり、

 

グループ内で話しながらそのカレンダーに

いついつまでにこれを実現させる、というのを書き込んでいく。

 

 

おそらく、人前で言うことの意図とは

そうして衆人の知ることで「公然の事実」となり

実現しやすくなる、ということなのだろう。

 

 

でも自分にはそうした感情があるのがわかっているので(笑)

人の夢も聞きたくないし、自分の夢も言いたくない。

 

というわけでそのワークショップには参加していない。

 

 

でもそのメンバーでたまに会っている人がいて

「こうした活動をしている」と言ってカレンダーを見せてくれたのだ。

 

私としては、意識上では

「うまくいってほしい」

と思っていたつもりだった。

 

結婚のための計画だったが

いまだにいい知らせを聞いていないので

難航しているのかもしれない。

 

もしかしたら、自分の黒い裏面の感情のせいで・・(笑)

と、思わなくもない。

 

無意識に妬みを飛ばしているのかもしれない。

 

 

敏感な人なら感じ取ると思う。

 

 

かつて、それを理由に私から離れていった友人がいた。

 

「あなたにはいつも競争心があった。」

と、その人は言った。

 

 

とてもその人には

あらゆる面でかなわない

と、思っていたつもりだったが

 

一方でなんとかその人に近づきたいと

焦りでいっぱいだった。

 
 

ところで先日、ある別の友人に会った。

 
 

彼女は声楽科を出て、故あって音楽以外の仕事に就いていたが

先日デビューが決まった。

 
 

私は昨年末から、彼女と食事したいと思っていて

機会が見出せなかったところに先月とつぜん彼女から連絡をくれ、

 

デビューの旨を伝えられたのだ。

 
 

もちろん、私だって妬ましいし羨ましい(笑)。

 

でも一応は祝福するじゃないですか、普通は。

 

ところが、あからさまに妬みをぶつける人たちもいるらしいんですね。

なんであなたが、みたいな。

 

そう彼女は、食事しながら私に打ち明けた。

 

そしてSNS上のそういった人々のコメントを削除し

非表示にしたらしい。

 

(こうしたことをここで書いている、ってのがもうすでに妬んでいる証拠・笑)

 

妬みというのはチクチクくるものだ、と、あまり妬まれたことのない(笑)私などは思っていたが

 

彼女のように選ばれるのが当然のようなすごい人には

 

妬みというのはすさまじいものらしい。

 

それこそ、引き摺り下ろそうというほどの。

 
 

先の、私から離れた友人も

美術家でありながらプロの音楽家

 

人前に出る職業というのは

妬み税、恨み税などと言うが

そういったものがつきものなのだろう。

 
 

でもそういう人にはよくしたもので

 

そうした感情から逃れるための手立てを

教示してくれる人が必ず現れる。

 

帝王学」とも言うべき心構えを

指し示してくれるのだ。

 
 

それが彼女の場合、プロデューサーだった。

 

彼女を仮にAさんとしよう。

 

プロデューサーは言ったそうだ。

 

「ねえ、Aさん、なんで人って妬むんだと思う?

 

それは、自分が妬まれる人と同じだと思っているからなんだよ」

 
 

それを聞いて

「え、違うと思っているからじゃないの?」

と、私は聞き返した。

 

「その人と自分は同じなのに、なんで違う扱いなの?って思っているからなんだって。」

 
 

そう言われるとそうなような、でもなんとなくしっくりこないような感じだった。