(妬みとSNS・その1より続く)
「自分は自分、その人はその人と思っていれば
妬みは出ない筈でしょう。」
私には、彼女とまったく同じ部分はないと
絶望していたから妬んでいたと思っていたのだが。
でも確かに、同じ結果を望んではいたのかもしれない。
釈然としないまま帰途についたが、ふと頭に浮かんだ。
「私は、正しい速さで進んでいます。」
そう思ったら、妬みがなくなった。
妬みとは焦りであり、自分への不信だと思う。
他人を見ないで、ただひたすら自分の本分に邁進すること。
そうすればいずれはどこか、自分だけが見られる地平に到達する。
いつなのか、どこなのかわからないが
人とは全く違う場所かもしれないが
それは確実にある。
そう考えてやっと、確かに人と同じと考えている部分はあったのかな、とも思った。
外を見ていると、必ず迷うのだ。
自分の内側を見れば迷いはないのだ。
その意味でも、SNSは煩わしい(笑)。