カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

やっぱり「いま、ここ」その2

(やっぱり「いま、ここ」その2より続き)

さらに引き寄せも

願望をずっと握ったままだと

自分を信頼していないので

願望が叶っていない状態が同時に引き寄せられる。

 

それは執着なのだ。

 

願いに意図は必要だが

(意図がない願いは大抵肉体的な欲望に引きずられる)

意図したらその願いを手放すことが必要であるとMさんは言う。

 

願い、とは宇宙空間に物質を放つ如くで

一度発射した物体はそのエネルギーを保ちながら等速運動を続ける。

 

しかしそこに執着が出ると

物体に、別方向の力を加える、ということになる。

 

だから最初の向きからずれてくる。

 
 

「引き寄せ」という考え方自体は今に始まったものでもなく

昔から本などは出ていたので、小学生のころから知ってはいた。

 

子供の意図というのは邪心がないだけに早く叶う。

叶うまでにひと月、ということもしばしばだった。

 

20代前半くらいまではそんな調子で、病気等はともかく

流れ的にはうまく行っていた。

 

が、20代後半、結婚と前後して(笑)停滞し始めた。

望みが自分的には難題だったことも手伝ったと思う。

 

誰のせいとか、運が悪くなったというより、すべて折り込み済みだったとは思う。

 
 

停滞しなければ、流れの良いことを喜べない。

対立する状態を経験しなければ、そこを離れたときの喜びを経験できない。

 

つまり、すべて可。

 
 

いいも悪いもない。

 

Hさんも、臨死体験や病気を通して

そのことに気づいたという。

 

病気は自分のアンバランスを伝えるメッセージ。

私の病気も、地に足のついていなかったことの表れだった。

 

悪いこともいいことの影として表れているだけで

それらは分離不可の一体のもの。

 

それは私がデッサンを通して学んできたことでもあった。

 

ただ、立ち位置が違うことによって見え方が違ってくるだけ。

それら彼女のメッセージが自分の経験とからんで

一つの流れになっていった。

 

自分の中で起こる統合。

過去・現在・未来が綺麗な列になり、流れとして見通せる。

 

そのスペクタクルに、魂が揺さぶられた。

感動やそれまでの思いが一遍に溢れてきた。

 

私にとって「かみさまとのやくそく」で印象的だったのは

登場する一人の小学生くらいの女の子が

 

自分は前の人生で盗みや嘘で周りの人を騙したから

その罪をしばらく償ったら、自分の好きなことが初めてできるようになる、ということばだった。

 
 

誰もが自発的に、きわめて積極的な姿勢で生まれてきているともHさんは言われた。

 

つまり、自分にすべての理由がある。

自分の一生を通じて、すべての現象は

他人のせいにできない理由があるということだ。

 

Hさんのアロマを嗅ぎ、

その後、Mさんのヒーリングを受けたが

 

前後して私の体にデトックスが起こった。

 

かなり激しいもので、その場では何が起こったのか理解できなかったが

 

家に帰って自分の下半身にフォーカスすると、どうもその直前まで使っていた

抗生物質を解毒していたようだった。

 

やはり下半身の病気で、1週間ほど薬を使ったのだが

それで、今まで体内にあった善玉菌がかなり死滅したと感じた。

 

というのは、発酵食品や酵素的なものを体が急に欲したからである。

 

せっかく昨年9月にやはりMさんのワークショップで

微生物の製品を紹介してもらい、体もずいぶん整ったと感じていたのに

 

その1週間でそれがほぼチャラになってしまった。

 

そのことで、自分がいかに自分の体、女性性を傷めつけていたか

よりはっきり知るようになった。

 

父は犠牲的奉仕を私にもかなり強いたので

私が自分の体をないがしろにして人に貢献することを喜んでくれていると感じていた。

 

奉仕を父に認めてもらいたかったのだと思う。

 

それで、自分のケアを後回しどころか

むしろどこか積極的に痛めつける方向に動いていたと思う。

 

そうして痛めても

薬を使えば大丈夫

 

と、思っていた節があった。

 

東洋的な療法や自然療法に親しみながらも

やはり自虐的で、対処療法的な傾向は消えなかった。

 

今回のデトックス

そのツケが来たのだと感じた。

 

家に戻る途中からすでに並ならぬ眠気に襲われ

当日翌日と、久しくないほど深く長く眠った。

 

でもエネルギーを奪われた時のような重たい感覚はなく

逆にたくさんのエネルギーが体内を通っているのが感じられた。

 

そうして目覚めると、首まわりに湿疹が出ていた。

さらに翌日には両腕にも湿疹が出始めた。

 

1週間経つが、まだデトックスは終わっていない。

さらに女性性と下半身にフォーカスする必要を感じている。

 
 

このワークショップ全体についてMさんがオラクルカードを引いた際

グラウンディング」と「内なる女神を受け入れる」というカードが出た。

(もう一枚は「目」が描かれたカードだったが、意味合いを忘れてしまった)

 

グラウンディングのカードには「樹」が描かれていて、それを見た時

樹が天と地を繋げることの象徴であると理解した。

 

それで、昨年の展示のテーマをなぜ「樹」としたのかについても理解できた。

 

「内なる女神を受け入れる」に関しては、自分の体に表れたデトックスからも

その必要性が理解できた。

 (続きます)