カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

悟った星・地球

先日、悟った友人の話を少し聞いたが

やはり、なにか想像した通りだった。

 

ただの通過点だというのだ。

 

たしかに、法悦もクンダリーニ上昇も、経験するまではそれがあるとなにか変わるのではと期待したが

 

やってきてみると、大きな節目ではあったし、それなりに変わったこともあったが、通過点でしかない。

 
 

大きな資格を取った時、「やった!」とは思うが、

ではこれからどうするか、が本題なのと同様、「これから」がメインだ。

 

でも資格を取った喜びに浸ることも、それはそれで大切だと思う。

 

で、先の悟った友人(仮にYさんとします)は

「すべてがあるべき状態にあるのだから、さしてやることはないし、他人にセッションして、変えてあげる必要もない」(Yさんはヒーラーです)

と思い、1年半もの間、何もする気にならなかったという。

 
 

たしかに、今これでよければ、何もすることはない。

 

彼のメンターも、「それでいいんですよ」と肯定していたという。

 

「やがてやりたくなったら、なにかやれば」

とも。

 

悟るとは、自分が今あるこのままでいいと理解することなのだから。

 
 

そう考えると、「悟る」ってのは、案外できることなんじゃないかと思えませんか?

 

そのまま、どこも変えることもないのですから。

 

なにか頑張って修行して、どこか変えなきゃならないってのなら

かなり難しいかもしれませんが

 

このまま何も変えようとしなくていいんですから。

 
 

でも、それができないから、苦しんでいるわけですよね。

 
 

案外ヒトって、このままじゃいけないって努力する存在ですからね。

 

自慢をしてみたり、あれこれブログで主張するのも、自分が正しいし、価値があるからって思いたいからですもんね。

 

ヒトって、本来、意味がないことに耐えられないですよね。

なにもなくていいと思わない方が普通です。

 

まあ、でも、もしこの「悟っている」人が増えたら、地球は変わる気がします。

 

先日見た「ホドロフスキーDune」で、

ネタバレのようでネタバレでないことを言いますと、最後に主人公は悟り、

すべての人との境界線がなくなって、地球は悟った存在としてその影響を宇宙空間に振りまきながら移動していくのです。

 

(やっぱりネタバレ? でもあの映画の要旨はそこんとことはちょっと違う気がするので、これは知っても差し支えない情報だと思います)

 

それを聞いた時、ホドロフスキーって天才!と思いました。

 
 

今ならこれはありえないことではないと思えますが

 

1970年代当時ではとても考えられなかったことじゃないでしょうか。

 

でも、現在でも悟りたいとか、頭のおかしい人にしか見えないですよね・・

 

それでも一定数悟れば、集合意識が変わり、人が加速度的に変わるはずです。