2月末に見てもらったチャネラーの人から、前世私が女郎だったことを聞いた。
前世といってもたくさんあるので(以前見てもらった代官山のアカシックリーダーの人によると、280回とかそのくらいらしい。その人によると、中国人の僧侶だった姿が見えるらしかった)、そのうちの一つってことになるんでしょうが、ぎょっとすると共に、「やはり」という感じはあった。
まあ、チャネラーの人もどうなんだろう、やはり客商売ではあるから「言わない方がいいこと」ってのもある気もするし、こういう仕事だからこそ「言うべき」と「言ってはいけない」のの線引きが、結構厳しいのではないかという気もする。
たとえば和尚は、家の祈祷を頼まれた時に、たとえば「ここでこういう事件が起きた」とか「だれかがこういう状態で亡くなっていた」とかは言わない、と気をつけていた。
私が以前入居した部屋も、何かあったのだと思うが、「お札を入り口と四隅に貼っておいてください」という他は特に触れなかった(十分あやしいが)。
で、女郎というのは一般的に考えて、あまり聞きたくない部類の前世に入ると思う。
でも、これだけ転生しておいて、女郎の時がなかったという方が不思議かもしれない。
女郎に生まれたことがない人もいるのだろうが。
で、その時、男性からひどい仕打ちを受けたらしい。
自分の現世の状態からして、そういう過去があったことは容易に想像できるし
相当ひどい経験があったことは、十分考えられる。
どうも、売春婦ってのが気になって仕方ないし、イヤだと思っても記事などを見ずにはおれないのである。
赤線街とか、青線街、さらには投げ込み寺というのも気になる。
女性なので、決して気持ちが浮きたつわけではなく、逆に陰鬱な何かを感じるのだが
そのギラギラしつつ陰影のあるところが気になったりするのだ。
だいたい私の育った街が、旧青線街(私娼窟)付近だった。
そもそもそうした素地が無しに、あのような寺(エロ和尚)に縁ができるとも思えない。
あのようなスキャンダラスな家にも生まれないだろうし
警察官のような人物と縁ができそうもない。
芸能人とか芸術系とかは、普通の職業でないと言われるけれど、
医療関係や警察関係も、まっとうな仕事ではあるとしても
よほど魂的に覚悟がなければ選べないという意味で、特殊な職業であると思う。
人の生き死ににコミットするという意味で、やはり、普通の職業とは言えない。(悪いとか就くべきではないとか、そういう意味ではない。ただ食っていくためとか金のためとかいったような、並大抵の覚悟では選べないという意味)
そういう人たちと縁を結んでいる人々も、同様に普通の覚悟ではないと言えるように思う。
同じ波をかぶる運命共同体のようなものだから、相応の覚悟を持って生まれているはずである。
私が前世女郎だったと言うと、拒否反応を起こす人もいれば好奇心を抱く人もいるかもしれない。
だからといって現世でも遣手ばばあのようだとか、経験豊富といったこともない(たぶん・笑)。
別にいつも男に向かって色目を使っているといったこともない(はず)。
むしろ逆の人生だったのは、前世そうであったから、ということでもあるのだろう。
でも寺の専務には、
「後ろ姿に経験豊富さを感じさせる何かが漂っている」
と言われたことがあって(笑)その時は釈然としなかったが、それはそういうことだったのかもしれないと今は思う。
専務はそういうことが見える人だったし、同様に寺に出入りして私と付き合いのあった警察官とも親しくしていた別の女性(仮にWさんとします)についても、同様のことを言っていた。
Wさんは看護師で、資産家の娘でもあったけれど
おそらく私と似たような前世をもっていたにちがいない。