カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

母はグロ趣味

先月母宅に行った際、着いて早々に化け話をされた(笑)
 
そのイキオイから、久々に本格的らしいことが伺えたので
ちょっと嫌だったが、聞かないわけに行かなそうだったので、聞いた。
 
なんでも東横線の某駅トイレにて、それは起こったそうである。
 
よりによって、2日後その駅付近に行くというのに!(笑)
 
 
聞いてみたらそう大したことはなかったのだが
それでも、なんとなく気持ち悪いことは気持ち悪い。
 
考えてみれば、その駅にはよく行くが、不思議とトイレにはなぜかあまり入ることはなかった。
 
私の場合、たぶん目当ての店がはっきりしており、それが飲食店だったため
そこで用を足せばいいからである。
 
母は結構東横沿線の施設のトイレで、そういった現象に出会っている。
それもかな~り強烈な現象である。
 
私も同じところに行ったことはあるが、そういった現象はなかった。
 
 
で、まあ、その場所には行くまいと決めて二日後もその駅を利用した。
 
というわけで、私はやはりそういった現象には会わなかった。
 
後日弟に会ったので、その話をすると
「お母さんはそういうことを嫌そうに話すけど、本当はそういう経験をしたいと思っているんだよ。」
 
ということであった。
 
「確かにお母さんは話すことがグロいよね。(従兄の)Sちゃんも言っていたよ、『Tおばちゃんの話はいつも怖い』って。あの、府中刑務所の話とか、小さい時にされて、トラウマになっているって話だもんね。」
 
 「そうでしょ。お母さんの話はトラウマ級の話が多いんだよ。そういう現象を呼んでいるのは本人だから、自分ではイヤだと思っていても、本当はそういう経験をしたいと思っているんだよ。」
 
 「私もそう思う。本心では、そういうのが楽しいんだよ。だって私は同じところに行っても、そんな経験はしないもん。一度だけだよ、お母さんと一緒に根室に行った時見ただけだもん。」
 
根室では、この世のものでないような恐ろしい顔の人が向こうから歩いてくるのに出くわしたのだ。
 
あまりにショッキングで、その町の印象がすべて、その人になってしまった。
 
食事中もその人のことが頭から離れることがなかった。
 
同じ日の4時間後くらいにも、ある店の中にいたのを見かけた。
 
日芸大の友人に聞いたところ、そうした顔立ちは
構造上生きられないので、生まれてくることはないそうだ。
 
基本、「こういうものは見ない」とか「こうした経験をする」とか自分で決めておけばいいわけだから、見ないものは見ないのだ。
 
そういう場所が嫌いなら、行くのを避けるのも手だし。
 
土地の様子をイメージでスキャニングすると、だいたいの感じが出てくるので、
気になるところは避ける。
 
まあ、母の行くあたりは生活圏だし、まさかそういったことが起こるとは思えないような場所でもある。
 
それだけに、見る人は何度でも見るし、見ない人はまったく見ないということになるのだと思う。
 
 
ただ、母の体験がまったく幻想で、根も葉もないことかと言えば、そうとも言い切れない。
 
今回母が恐怖体験した場所は、表面的にはシャレオツな街とか言われているが
実際には「みずみち」である。
 
周辺には「さんずい」の漢字がついた場所が見られる。
 
 
また以前住んでいた辺りも再開発の波が押し寄せて高層マンションが林立しているが、大きい川の周辺で、おそらく蛇行した跡地だった。
 
結構そのあたりはそういった話をよく聞く場所だったし(地元住民同士の会話に出てくる)、私自身も実際に経験しているが、たとえば2ちゃんのオカ板(笑・もうずいぶん長い事お邪魔していないが・・ここ10年は)とかにはまったく出て来ない。
 
住宅地中心で、そこに住む人ならそういった話は聞きたくないししたくないということもあるだろう。
 
私も、住んでいた当時はできなかった。
 
また、チューニングが合わなければ見ないし、聞きもしない。
 
 
つまり、母はそういう電波にチューニングしているということになる。
 
好みには人の性というものがからんでいるので、いかんともし難い。
 
母の好みは変わらないが、私がそういった話を聞かされるというのはできればパスしたい。
 
 
もしかしたら、私も充分グロ好きなのかもしれないが。(笑)

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(この駅を利用する際はいつも行く中華料理店。今年に入って従業員はリストラされたらしく、お店の奥様がフロアを担当されている。ご主人はずっとレジ担当だったが、最近はフロアも補助される。
味はいいのだが、私はここに通って45年、ご主人の笑顔を見たことがない。ところが今年になって初めて笑顔を見た。何があったのだろうか。)

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(この日の目的、友人の展示が行われていた画廊の喫茶室にて。近年リニューアルされたが、コーヒーもケーキも変わらず美味しい。)