カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

真夜中のミステリー(笑)その2

さて、「真夜中のミステリー(笑)・その1」より続きます。

 

3つめはロンドンにて。

 

大陸からロンドンに渡って初日。

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前回は急にイラっと来ましたが

今回は代わりに腰から下に痛みが来たと、先の記事にも書きました。

 
 

あたり一帯が何らかの想念に覆われていて、あまりスッキリしない感じで

寝ても疲れが取れませんでした。

 

こちらの感情は反応しないのですが

全身に重だるい感じが残りました。

 

2日目の夜中、2時半頃

ドンドン壁を叩く音で目が覚めました。

 

かなり大きい音で、子供も横で目を覚ますのが感じられました。

 

私が泊まるような安宿は、宵っ張りのお客さんが多くて

12時過ぎてからも人が出入りするので、隣の人のせいかもしれませんが

 

こちらも疲れていて動く気もしないので

 

「うるっせ~な~」

 

と思ったところ、急に音が止みました。

 

偶然かもしれませんが、その後は音もなく、再び寝入りました。

 
 

翌朝わたしがベッドの枕元付近に立って支度していたところ

 

なんの前触れもなく、静止状態からいきなり左腰部に痛みが走りました。

 
 

わけがわかりませんでしたが、だれかにエンパスしたのかもと思い、カミングホームしたところ、少しばかり痛みが和らぎましたが、

 

呼吸もし辛いくらいでした。

 
 

外に出ると少しマシになり

その日はバッキンガム宮殿の衛兵交代式があったので

柵近くに陣取って待っていたところ、

 

2月の寒い中だと言うのに日曜日のせいかお客さんも多く

満員電車内のように混んできました。

 

後ろに詰めかける人に押されて腰がミシッと言った時

 

朝の腰痛は、これのお知らせだったかもと思いました。

 
 

交代式が終わると、腰痛はほとんどなくなっていました。

 
 
 

午後、ウエストミンスター寺院やビッグ・ベンなどをまわっていた時

とても親切な人に出会いました。

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私がその後、どの駅に出ようかと地図を見ながら迷っていたら、

「May I help you?」
 

と、声をかけてくれたのです。

 

黒人男性と黒人女性のカップルでした。

 

ベルリンでスリに遭ったりしていたので、最初はギョッとしましたが

目に他意のないことが表れていて、なんだか心から温まる思いがしました。

 

思えば様々な街角で、多くの人々が助けてくれました。

 
 

彼らの微笑みが印象的で、ホテルでそれを思い出していると

先入観でガチガチだった自分の心が解けていく感じがしました。

 
 

エゴイスティックなシーンもたくさん見てきたけれど

 

いい意思もたくさんあって

 
 

様々な想念が残るロンドンも

少しずつ浄化されていくように感じました。

 

4割5分エゴでも

5割5分いい思念だったら大丈夫

 

僅差でも

人は希望を持っているから大丈夫

 

大空襲後の東京が浄化されてきたように

ロンドンも大丈夫

 
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(写真はロイドタワー)

だから、人のことは心配せず

自分のことだけを考えよう

 

なんか外れているかもしれないけれど

そう思えました。

 

安心して、自分をケアしよう。

 

そうしたら、ちょっといいアイデアが浮かんで楽しくなり、

 
 

ウキウキしながら絵を描き始めました。

 
 

気がつくと、部屋の雰囲気が変わっていました。

 
 

夜中の物音もなくなり

目覚めても重だるさはありませんでした。

 
 

希望や創作は

場を浄化することができる

 
 

そう感じました。

 

だからヒーラーや芸術家は

素性の良くない場所に呼ばれることがある

 

とも思いました。

 

まあ、全部気のせいといえば気のせいです。

 
 

でも、何事も気のせい。

 
 

それでうまくいくなら、いいのです。

 
 

そこで描いた絵と、もう一枚日本で描いた絵を

ホテルに飾ってもらえることになりました。

 
 

人のことより、まず自分です。

 

だからエゴもいいのです。

 
 

一人が幸せになれば、他の人も勝手に幸せになります。

 
 

それが今回の収穫と言えるかもしれません。

 
 

みんな、大丈夫。

 
 

実際、毎回来るたびに

いろいろなところが良くなっていると感じます。

 

ベルリンは前回よりずっと汚くなっていると感じたけれど

 

アムステルダムは見違えるほど綺麗になっていて

ダム広場でごろつく若者の姿もなく

 

黒人の人もアラブ系の人も

穏やかで朗らかで親切だった。

 

パリの、あの北風のように冷たかった(笑)人々も

どこにもいなくなってしまいました。

 
 

日本に戻ってから、7年前くらいの雑誌を見たところ

カムデンタウンの毒気が今回見たよりも強く伝わってきました。

 
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あの、ブリテン島のワサワサが蘇ります。

 

今回のカムデンは、なんだか毒気が抜けて、少々物足りなくなっていました。

掃除も行き届いて、小綺麗になってしまった感ありでした。

 
 

悲観することは、ないのです。