当初ヨコハマフリューリンクスフェストに行くつもりはなかったが
ドイツ製のメリーゴーラウンドが設置されることをタウン誌で知り
つい出かけてしまった。
今まで見かけたメリーゴーラウンドはほとんどフランス製で
ドイツ製があるとは知らなかった。
「世界でただ一人の回転木馬職人・ペーター・ペッツ氏手作りのアンティーク」
だそうで、
1890年の作らしい。
そのような貴重品が
イベントのアトラクションとして使われていいのか!(ただし乗れるのは15才まで)
と思いつつも
どうしてヨコハマに来たのか?
この後どうなっちゃうの?
という疑問を解決せずにいられなくなってしまったのだ(笑)。
てなわけで検査の結果を聞いた後
ついでながら中華街で食事し
(一番好きな店、大新園にて五目ソバ)
赤レンガ倉庫に向かった。
この日はGW中日の平日だったので
かなり空いていて
小雨がぱらつき始めたところだったので
ビールを楽しむお客さんもちらほらだった。
で、イベント会場外れにあったのがこちら
いちいち表記がフランス語なので、
もともとフランスの文化なのか、
フランス製が主なのか。
係員のお兄さんに聞いてみると
首都圏にメリーゴーラウンドを専門に扱う会社があり、そこが所有しているらしいです。
そして全国のイベント会場などに貸し出すそうな。
(たしかそのように聞いたのだが、もしかしたら聞き間違えてるかもしれない・汗)
造りは素朴ですが、それなりに貴重品ですよね。
でも人に使ってもらえた方がいいから、ということで敢えて飾るだけにしていないのかな。
もともとは蒸気で動いていたそうだが、今は電動。
ドイツには中世から木彫りの名匠がいたから、こうした職人がいるのも不思議はないが
長く大切に使い継がれて欲しいと思わずにいられない。
このイベントはビールやドイツ料理だけでなく、オーガニック化粧品などドイツ製品を売るブースもあり、
アンペルマンショップもあった。
旧東ドイツの信号機に描かれたキャラクターで、ベルリンに多く店があるが
私は迷って行きそこねたので、
ここで日本製のグッズを買う(;^_^A。
(ボールペンはベルリンのホテルで買った)
毎年新製品も出ており、日本でも白金に店が出来た。
以前は浅草橋の東ドイツ専門アンティークショップ「マルクト」でないと買えなかったのに。
(マルクトの入っているビル入口)
余談だが、ベルリンの信号機はすごく変わるのが早く、
青になって「さあ渡ろう」と縁石を踏み越える前に点滅が始まる(笑)。
なので後ろの方で待っている人は、一度目の青では渡れない。
他の露店でも東ドイツグッズが少し売られていて、日本でもオスタルギー(オスト=東+ノスタルギー、共産圏時代への郷愁)が味わえることにシミジミした。
ビールや食べ物は現地よりずっと高いが(結局なにも飲み食いせず)
化粧品や食品はほとんど現地価格で
とりあえず旅行中に買い損ねた後悔が払拭されて良かった。